油画科 恒例のドローイングゼミ&ドローイング週間

一学期は基礎的なデッサン力や描写力の強化に重点を置いて進行しています。
ただし、基礎力のなかにはデッサン力/描写力のほかに“絵画表現能力”というものもあります。

その力を養うためにも、毎年恒例となっているのがドローイングゼミ&ドローイング週間です。

まずは、ドローイングとは?その目的は?
を理解する為のゼミから始まります。
とは言え、簡単に一言で説明しきることができないのがドローイング。
描くことすべてがドローイングとも言えてしまうので、具体的な定義があってないようなものなのです。

なので、類似の周辺事項(デッサン、エスキースなど)の意味や目的を整理してドローイングの定義の輪郭を作り、あとは具体的な作例を参照しながらそれぞれのドローイングのイメージを作っていきます
今年は、愛知県立芸術大学大学院油画科一年 Iさんをゲストに向かえて自作のドローイングについてのレクチャーをお願いしました。
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レクチャーの後は、Iさんのドローイングファイルをはじめ愛知県立芸術大学の学部生のドローイングファイル数点と画集などの鑑賞会です。生徒達も現役の大学生の作例に興味津々です。
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ゼミでのレクチャーを踏まえて次の週から生徒各自にスペースが与えられ、ドローイング制作を開始。
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出来上がったドローイングはどんどん壁に貼り出し、それぞれをいつでも日常的に比較、類推し思考を広げていきます。

【ドローイング作品例】
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上手いとか下手とかではないのです。
作者の手と目と頭を使った絵画トレーニングでもありますが、それ自体で絵画の旨味を備えた自立する作品にも成り得るのです。